製品ガイド / 気象関連
JWA-94W型低層ゾンデ
- 製品について
- 仕様
概要
本器は、観測の自動化を目的としたラジオゾンデである。
気球により飛揚し、自動追跡型方向探知機によって高度2,000mまでの大気の気圧、気温、湿度及び風向、風速が観測できる。気圧、気温、湿度の各気象要素は、1周期が0.5秒でサンプリングされて時分割多量でPCM伝送される。それら気象要素信号とE2PROMに書き込まれている物理値変換用パラメータは空中線より送信され、地上のデータ収録装置により自動的に処理される。
特長
- 本器は国内で初のPCM伝送方式のレーウィンゾンデであり、従来のアナログ伝送方式に比べ測定周期が短く、精度や伝送品質に優れている。
- 地上設備に専用のデータ収録装置を使用することでリアルタイムの観測が可能である。
- 万一、飛揚中MCUが暴走してもウォッチドック回路により自己復帰できる。
- 気圧測定部は静電容量検出による非接触方式のため、精度が良く、信頼性も高い。
- 温度測定部と湿度測定部には実績あるタングステン線温度センサとカーボン湿度センサを使用している。また、湿度センサにはアルミ製小型キャップを被せており、通風筒は不要である。
- 各気象要素を物理値に変換するパラメータは各ゾンデ毎にE2PROM内に書き込まれている為、別途用意すべき定数ファイルが不要となり、また地上処理側のデータ入力ミスも発生しにくい。
- 従来、後付けとなっていた自動送信停止機能(一定時間でゾンデの送信を止める機能)を標準で持っている。
仕様
| 使用環境 | 周囲気圧 | 1050~5hPa |
|---|---|---|
| 周囲温度 | -20~+40℃ | |
| 周囲湿度 | 0~100 %R.H | |
| 測定範囲 | 気圧 | 1040~500hPa |
| 気温 | -20~+40℃ | |
| 相対湿度 | 0~100 %R.H | |
| 応答速度 | 気温 | 約0.2秒 |
| 湿度 | 約1秒(常圧、20℃、通風速度5m/sに於いて) | |
| 測定精度 | 気圧 | ±1 hPa |
| 気温 | ±0.1℃ | |
| 相対湿度 | ±5 %R.H | |
| 出力信号 | 電波の形式 | A1D |
| 搬送波周波数 | 1673±6.7MHz | |
| 空中線電力 | 50mW±50%(DC10V、CWに於いて) | |
| 変調周波数範囲 | 1000~4000 Hz | |
| 伝送方式 | PCM | |
| 符号形式 | D-PSK | |
| 伝送速度 | 600 bps | |
| 自動送信停止機能 | 設定時間 約15分(機能ON/OFF 設定可能) | |
| 重量 | 400g以下 | |
| 寸法 | 100×95×180(mm) | |
| 電源 | B94W型注水電池(定格電圧 DC10V) | |