製品ガイド / 気象関連
RS2-91型レーウィンゾンデ
- 製品について
- 仕様
概要
本器は気球により飛揚され、自動追跡型方向探知機によって上層大気の風向、風速、気温、湿度、気圧を測定する気象観測機器である。
各気象観測部(気圧、気温、湿度)と内部のリファレンス信号は、1周期が約4秒の4チャンネル時分割によるサンプリングを受けて、周波数変換される。その信号はさらに一定のパルス幅の信号とされ、搬送波をAM変調し空中線より送信される。送信された信号とあらかじめ準備された目盛り付けの定数群により、データは自動処理される。
特長
- 本器は国内で初のマイコン搭載型レーウィンゾンデである。
- 変換回路部に8ビットのCPUと4MHzの水晶振動子を持つことで、切換信号の周期や変調出力のリファレンス周波数、パルス幅などが飛揚中に変動することがない。
- 万一、飛揚中CPUが暴走してもウォッチドック回路により自己復帰できる。
- 気圧測定部は静電容量検出による非接触方式のため、接触不良がなく、連続的に測定できる。
- 気圧測定部の温度ドリフトの補正は、CPUを用いる事でゾンデ側で処理している。
- 気圧測定部の感温素子(サーミスタ)の表面には、日射及び赤外放射の影響と水滴の付着を極力少なくするためアルミ蒸着とシリコン膜の処理を施している。
- 湿度測定部の感湿素子として小型で応答性の良い容量式湿度素子を使用し、日射及び赤外放射の影響と水滴の付着を極力少なくするためのアルミ製小型キャップを被せてある。
仕様
| 使用環境 | 周囲気圧 | 1050~5 hPa |
|---|---|---|
| 周囲温度 | -90~+40℃ | |
| 周囲湿度 | 0~100 %R.H | |
| 測定範囲 | 気圧 | 1040~5 hPa |
| 気温 | -85~+40℃ | |
| 相対湿度 | 5~100 %R.H | |
| 遅れの時定数 | 気温測定部 | 4.5秒以下(常温、常圧、通風速度6m/sに於いて) |
| 湿度測定部 | 4.5秒以下(常温、常圧、通風速度6m/sに於いて) | |
| 測定精度 | 気圧 | ±1 hPa |
| 気温 | ±0.5℃ | |
| 相対湿度 | 10~95%R.H間は7%R.H | |
| 出力信号 | 電波の形式 | A1D |
| 搬送波周波数 | 1680±4 MHz | |
| パルス幅 | 100~150μs | |
| 変調周波数範囲 | 1000~4000 Hz | |
| 各要素切り替え時間 | 約1秒 | |
| 空中線電力 | 0.4W以上(DC15V、CWに於いて) | |
| 総合消費電力 | 150mA以下(DC15Vに於いて) | |
| 重量 | 400g以下 | |
| 寸法 | 100×95×180(mm) | |
| 電源 | B91RS型注水電池(定格電圧 DC15V) | |