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フラックスゲート型地磁気姿勢計

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概要

画像

本装置は主にロケット等への搭載を目的に耐環境性を考慮して製作された磁気検出型姿勢計です。

ロケット飛翔時の姿勢測定は、ロケット工学上及び搭載物理観測の解析において基本項目となっています。

本装置はリングコアーフラックスゲート型磁力計を応用したもので、地球磁場が短時間内では、きわめて安定した姿勢基準となることを利用しています。ロケット飛翔軌道上の地磁気の大きさを、垂直軸及び水平軸2成分、合計3成分を測定することにより、地球磁場を基準としたロケットの姿勢を検出します。

構成

本装置は、3成分のリングコアー型センサ部及び電気回路部から構成されます。

リングコアー型センサ部

このセンサは、1つのドライブコイルに、2個の直交した検出コイルが巻かれた2軸センサと、もう1つのドライブコイルに、1個の検出コイルが巻かれた1軸センサにより、3軸の直交感度を得るものです。
検出コイルは、ロケットスピン軸と平行な軸を「Z軸」、またスピン軸との直交面の2軸を「X軸、Y軸」と定義されます。

電気回路部

電気回路部は、センサ内リングコアを飽和域まで交流駆動する励磁回路と、センサからの磁束検出信号を直流電圧信号に変換する処理回路により構成されます。
また、ロケット構体等、センサ周辺の機材による磁気バイアスをキャンセルする回路を備えており、磁束密度の絶対値計測の精度を確保することができます。

仕様

電気的特性
磁場測定範囲 ±50000nT
感度 5V/100000nT
磁場測定精度 ±1%以下
計測データ出力 計測Z軸 0~5V/-50000nT~+50000nT
計測X軸 0~5V/-50000nT~+50000nT
計測Y軸 0~5V/-50000nT~+50000nT
周波数応答 80Hz以上(カットオフ周波数)
直交度誤差 ±1°以内
電源 入力電圧 ±16V~±22V
入力電流 +18V系:+40mA±10mA
-18V系:-30mA±10mA
機械的特性
リングコアー型センサ部 型式 リングコア-方式
外形 40mm×50mm×62mm
質量 0.12Kg±0.05Kg
電気回路部 外形 95mm×125mm×50mm
質量 0.4Kg±0.1Kg

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