緊急地震速報

画像

地震検知後、約7秒で震源情報を気象庁が配信

概要

緊急地震速報とは、気象庁が2004年2月に試験運用・配信を開始した地震による被害を軽減(減災)させようという目的の新しい地震情報です。従来の地震情報の発表は地震発生から約3~4分後でした。それに対し緊急地震速報は、地震発生直後に震源に近い地震観測点で観測される初期微動(P波)の波形を解析し、およそ5~7秒で発表されます。

この情報を地震波より先に受信することで地震の強い揺れが“来る前に”、推定震度や余裕時間を計算して知ることが可能になりました。

また、正式運用開始から10年を経過しこの間様々な地震を経験して技術的改善が行われてきました。

2018年3月22日からは、警報にPLUM法が導入されました。
緊急地震速報(予報)により地震動の予報業務を行う場合には、気象業務法第19条第1項の規定により、予報業務許可を受けることが必要です。

明星電気のQCASTは、気推第63号 変更認可第107-4号 として認可を受けておりますので、お客様は安心してご利用いただけます。

緊急地震速報と地震動の到着時間(想定される東海地震の場合)

画像

緊急地震速報を防災活動に利用するには

画像