概要
「ARS(Automated Radiosonde System)」は、ラジオゾンデの自動放球・観測システムです。最大40個までの気球とラジオゾンデを(※1)キャニスタに装填し、装填した気球に自動でガスを充填し、ラジオゾンデを放球して観測を行います。
遠隔操作部より、放球スケジュールを組むことも可能で、40個のラジオゾンデを1度装填しておけば、最大40回、人の手を介さずラジオゾンデの観測を実施できます。
(※1) キャニスタ:ラジオゾンデや気球を収容する容器
特長
- 観測運用の自動化による人的コストの削減
- 最大40個(1日2回の場合20日分)までの放球スケジュールが設定可能
- 防風板が自動的に風上側に立ち上がり、防風シールドとしてスムーズにゾンデを放球
- ネットワークを介して本部から遠隔地の放球時間、放球回数、ガス充填量を変更可能
- ガス漏れ検知センサと制御機能が連動し、水素ガスによる災害を防止
- 小型軽量のラジオゾンデiMS-100を使用することで、観測のランニングコストを削減
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