3月23日12時05分(日本時間)、アメリカケープカナベラル空軍基地より、シグナス補給船運用6号機を搭載した「アトラスⅤ」ロケットが打ち上げに成功しました。
この補給船には、千葉工業大学が開発した流星観測カメラシステム「メテオ」が搭載されており、国際宇宙ステーション(ISS)米国実験棟「デスティニー(Destiny)」に運搬後、観測ラックに設置され、約2年間流星観測を行います。
「メテオ」は、ISS軌道上からハイビジョンカメラを使って流星を撮影し、飛跡や明るさから流星となるちり(流星塵)の大きさを調べたり、回折格子を使った分光観測で流星塵の化学組成を調べることを目的としています。
明星電気は、「メテオ」のISSからカメラへ供給する電源部の開発、民生品の宇宙搭載化(宇宙仕様)技術によるカメラの除湿対策などの製造支援を行いました。