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地震

QCAST®受信装置S704-FCPL

概要

QCAST®受信装置S704-FCPL

「受信装置S704-FCPL」は気象庁緊急地震速報の演算方式(PLUM法)に加え、新たに長周期地震動階級予測にも対応。
配信事業者などから配信される緊急地震速報を受信し、あらかじめ設定された位置での推定震度と、主要動(S波)が到達するまでの猶予時間や、長周期地震動階級を算出し、地図上にアニメーション表示する装置です。
最大64箇所へネットワークを介して緊急地震速報の再配信が可能です。

※前機種の「受信装置S704-FCP」は生産終了となります。

特長


  • 気象庁緊急地震速報の演算方式(PLUM法)に加え、新たに長周期地震動階級予測にも対応。(*1)

  • 気象庁緊急地震速報を受信し、あらかじめ設定した位置の推定震度と主要動(S波)到達までの猶予時間や、長周期地震動階級を算出し、その時点のP波とS波の到達範囲を地図上にアニメーション表示することが可能です。

  • 本装置は24時間連続運用可能なファクトリコンピュータによるソフト一体専用機です。

  • 最大200地点までの位置を事前に設定することにより、推定震度・推定到達時間を表示させることができ、表形式で地点番号順や推定震度の大きさ順に切り替えて並べ替えて表示することが可能です。

  • 上位サーバーは、2箇所まで登録が可能で、両系常時接続や、正副切り替え接続の設定が可能です。

  • 気象庁から受信した情報と、その情報に基づき推定演算した結果をログとして記録します。

  • 推定震度階級に応じた音声を出力します。

  • NTPにより、自動時刻校正を行います。ネットワーク上にNTPサーバーがない場合には、受信した緊急地震速報電文の発信時刻に基づいて時刻校正することも可能です。

  • 最大64箇所に、緊急地震速報をネットワークを介して再配信することが可能です。

  • メール配信機能により、推定結果・各種エラー情報などを、20アドレスまで発信が可能です。(*2)

  • 過去地震や、震源情報を自由に設定できる訓練機能により、地震発生を想定した防災訓練をすることが可能です。

  • 専用ラック(オプション)にコンパクトに収納され、耐震固定が可能です。
    *1:緊急地震速報を受信するためには、配信事業者との配信契約が必要となります。また、PLUM法はリアルタイム震度電文を受信する必要があります。

    *2:メール配信機能はお客さまのネットワーク環境によりご利用になれない場合もあります。



仕様

型番 S704-FCPL
装置本体 WindowsベースFC(PC)
モニタ TFT液晶17インチ
音声出力 モニタ内蔵スピーカー 1W+1W MAX
(本体とはミニPINジャックにより接続)
LAN
インターフェース
RJ-45 2ポート
(1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T)
緊急地震速報データ受信(ルータ接続)用/再配信用
電源 AC100V 50/60Hz
寸法・重量 W90×H336×D373mm 約7.4kg(本体部のみ)
環境条件 温度5℃~40℃、湿度20%~80%RH(無結露)
設置条件 屋内専用

※ラックはオプションです。

※モニタ、音声出力、LANインターフェース、電源、寸法・重量等 につきましては、予告無しに変更する可能性があります。