概要
「受信ユニットS740-PL」は気象庁緊急地震速報の演算方式(PLUM法)に加え、新たに長周期地震動階級予測にも対応。
配信事業者などから配信される緊急地震速報を受信し、あらかじめ設定された位置での推定震度と、主要動(S波)が到達するまでの猶予時間や、長周期地震動階級を算出し、見やすい高輝度大型LED表示器および左右のストロボレッドバーにより表示および接点出力、音声出力する装置です。
最大4箇所へネットワークを介して緊急地震速報の再配信が可能です。
必要な機能がオールインワンでまとまっているので、この装置だけで緊急地震速報のシステム構築・有効活用が可能です。
※前機種の「受信ユニットS740-P」は生産終了となります。
特長
- 気象庁緊急地震速報の演算方式(PLUM法)に加え、新たに長周期地震動階級予測にも対応。(*1)
- 気象庁緊急地震速報を受信し、あらかじめ設定した位置の推定震度と主要動(S波)到達までの猶予時間や、長周期地震動階級を算出し、表示することが可能です。
- 本装置は、24時間連続運用可能な専用機です。瞬停電対策用バッテリー(オプション)を内蔵することも可能です。
- 内蔵スピーカーおよびLINE出力で推定震度に応じた音声を出力します。
- 8つの設定可能な接点出力を用いて、各種装置、設備を制御することが可能です。
- 上位サーバーは、2箇所まで登録が可能で、両系常時接続や、正副切り替え接続の設定が可能です。
- 気象庁から受信した情報と、その情報に基づき推定演算した結果をログとして記録します。
- 推定震度階級に応じた音声を出力します。
- NTPにより、自動時刻校正を行います。ネットワーク上にNTPサーバーがない場合には、受信した緊急地震速報電文の発信時刻に基づいて時刻校正することも可能です。
- 最大4箇所に、緊急地震速報をネットワークを介して再配信することが可能です。
- メール配信機能により、推定結果・各種エラー情報などを、6アドレスまで発信が可能です。(*2)
- 推定震度や猶予時間を自由に設定できる訓練機能により、地震発生を想定した防災訓練をすることが可能です。
- 専用金具による壁面固定タイプです。
*1:緊急地震速報を受信するためには、配信事業者との配信契約が必要となります。また、PLUM法はリアルタイム震度電文を受信する必要があります。
*2:メール配信機能はお客さまのネットワーク環境によりご利用になれない場合もあります。
仕様
型番 | S740-PL
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接点出力 | 8接点 | a接点 うち1接点はb接点切替可 容量:AC/DC 60V—0.4A |
音声出力 | 内部スピーカー | 8Ω 0.5W MAX |
外部スピーカー | ミニPINジャック3.5φ 8Ω 0.5W MAX(内部を切り替え) |
ライン出力 | ミニPINジャック3.5φ 600Ω 不平衡 | |
LAN インターフェース | RJ-45 2ポート 10/100BASE-T
緊急地震速報受信用/再配信用 | |
CFカード | 標準添付品 | |
電源 | AC100V 50/60Hz | |
寸法 | W200×H230×D62mm | |
使用環境 | 温度0℃~40℃ 湿度20%~90%RH(無結露) | |
設置条件 | 屋内専用、壁掛け | |
バッテリー | オプション(型番:S740-BT1)保持時間10分 | |
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