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地上気象

後方散乱型視程計TZE-4A型

概要

後方散乱型視程計TZE-4A型

この装置は霧や吹雪等の発生時に、大気中の視程障害の程度を光により検知・測定し、アナログ出力と警報接点(TZE-4A型のみの機能)を出力します。更にMOR変換器を接続すればMOR値の表示、 BCDパラレル出力による視程値の伝送ができ、また警報信号による視程警報値を設定できますので、視程不良時にはその程度に応じて警報を出力できます。

コンパクトで省電力タイプの高信頼度設計の無人装置として、港湾・海上・山岳・高速道路などでご利用でき、その用途・条件・目的に応じて機能を選択できるよう、高MOR用(10km~0.1km相当)TZE-2A型と抵MOR用(1km~0.01km相当)TZE-4A型をご用意しています。

気象庁、海上保安庁、FAA(アメリカ連邦航空局)などへの納入実績を持ち、海・山・道路の安全を支える優れた装置です。

特長



  • 計測部(投受光器)を一体化して省スペース化を実現したコンパクトな装置です。

  • 寒冷地用に計測部に融雪用ヒータ、またはブロアを付けたタイプがあります(HD型)。

  • TZE-4A型は、計測部に電流出力及び警報接点出力を備えています。

  • 地震などによる地盤の変化にともなう光軸のずれがなく、設置工事が容易です。

  • 計測部ではガラス面の汚れを自動補正していますので精度の劣化が少なく、メンテナンスが容易です。また半導体光源を使用しており、寿命が長く、まぶしさを与える尖光を投射しません。

  • 消費電力が少なく、温度補正回路が付いていますので、屋外での連続無人運転が可能です。

  • 無MOR変換器はMOR値をデジタル表示し、出力系統に BCDパラレル出力と警報信号出力(オープンコレクタ)を持っていますので、幅広い用途にご用いただけます。