概要
GPSラジオゾンデは、地上から上空約35kmの風速・風向・気圧・温度・湿度などの気象データを観測します。風速・風向・気圧は、GPS測位技術により取得された移動速度と高度をもとに演算されます。1秒毎の観測データは、デジタル信号化後、地上受信システムへ伝送されます。
温度センサは配置・取付手法の最適化、湿度センサは高い応答特性を持つ新センサの採用により、高精度の温湿度計測を実現しています。また小型・軽量化は、運用コスト削減・安全性の向上に加え、飛揚時の振り子運動や筐体の熱的影響を最小化し、温度・風計測の高精度化にも貢献しています。
特長
- 高精度な温湿度・風計測を実現
- 世界最軽量(バッテリーを含め50g以下)により落下時の安全性向上
- 小型・軽量化により飛揚消耗品(気球・ガス)の運用コストを削減
- 小型化により製造から廃棄までのライフサイクル全体で環境負荷を低減
- リチウム電池1個で4時間の観測が可能
- ETSI(EN302 054 V1.1.1)適合の高い安定性を備えた送信機
- 赤外線通信により飛揚前の地上点検作業を簡単化 (従来のI/Fケーブルが不要に)
- 生分解性筐体を採用することで、より環境保全性が向上
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