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皆さまの快適な生活と安心を支える「超高密度気象観測・情報提供サービス」を紹介
全国各所で観測中の気象要素の観測値をリアルタイムで公開しています
POTEKAが捉えた気象情報やトレンドをご紹介いたします。
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9月21~23日にかけて、元日に地震被害のあった石川県能登半島で、秋雨前線や台風14号プラサンから変わった低気圧の影響により、甚大な豪雨災害が発生しました(令和6年9月能登半島豪雨)。 前線の南側に位置する富山県砺波平野でも大雨が降りましたが、局所的に降雨のない領域が確認されました。この領域は、周囲が非常に厳しい気象条件にさらされている中で現れたもので、穏やかな晴天とは全く異なる状態だったようです。
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今年の夏は、昨年に並ぶ史上最高の猛暑となりました。そして、その終盤に現れた台風10号サンサンは、日本列島をまるで熱帯地域に変えたかのように、非常にゆっくりと予測不能な進路を取りました。 その台風10号の九州上陸前、台風の北東象限にあたる宮崎県宮崎市佐土原町周辺で複数の竜巻が発生しました。佐土原町にはPOTEKAが1台設置されており、そのデータが貴重な観測結果を提供しました。
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2023年夏は、観測史上最高を記録した大猛暑でしたが、今年の夏もそれを上回るような猛暑が続き、連日、東日本や西日本を中心に、時に40℃を超えるような最高気温が各地で記録され続けています。 その日の最高気温記録地点は、必ずしも特定地点に絞られるわけではなく、その日の気象条件によってまちまちです。 今回はPOTEKA稠密観測網の風向データを活用して、最高気温記録地点がどこになるかを予測できないか?試みました。
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「寒冷渦(かんれいうず)」という言葉を耳にしたことはありますか?寒冷渦(別称、寒冷低気圧)は、いわゆる偏西風が南 側に大きく蛇行した際に寒気核が切離されることで生じた低気圧のことで、時に気象の非常識を引き起こします。 今年の5月16日、日本海の山陰沖において、この寒冷渦の影響により一般の気象常識ではとても考えれられない気象分布が展開されましたので、ご紹介しましょう。
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2024年、日本の冬(前年12~2月)は観測史上2番目の高温(平年差+1.27℃)で大暖冬となりました。一方で、近年、3月は地球温暖化の影響を最も受ける月ともされていましたが、今年の3月は実に7年振りとなる平年並みの寒さとなりました。 気象予報業界でも、この3月の低温を予想することは難しかったようで、皆様も予想外の寒さに驚かれたのではないでしょうか? この寒さにびっくりしたのは、我々人間だけではなかったのかもしれません。
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暖冬傾向の続く2024年の冬ですが、時折、強い寒気も流れ込み、冬本番を感じる日も増えてきました。 そのような冬の晴れた朝に、一般的な気象常識とは異なる気温層分布が生じることがあるのを、ご存知でしょうか? 今回は、これまでにPOTEKAで観測された「気温逆転層」という気象現象の事例をいくつかご紹介したいと思います。